ルーフマン工法とは?

北国に対応したルーフマン工法

北海道の屋根の歴史

屋根の歴史北海道では開拓以来、「柾葺き(まさぶき)・わら葺き」が主流でした。 本州のような瓦屋根は、雪や氷に弱いことや重量の問題などで根付きませんでした。 戦後、防火性能や建物に重量がかからない亜鉛メッキの板金屋根が誕生・普及し現在に至っています。

屋根板金の問題点

板金屋根は、鉄板による防水で雨水や雪を防ごうとする考え方で施工されています。 鉄板による1次防水が全てなので、暖気が建物内部より上がってきた場合、鉄板と下地の間で結露水が起こります。 水の逃げ道もなく、ハゼの部分やダクトなどのパイプ付近に水が集中して雨漏りを起こします。 また、ハゼの部分から暖気で溶けた雪水が入り込み、スガ漏りを起こすケースも少なくありません。

ルーフマン工法の誕生

近年、表面に微細な天然石をコーティングし、重量が軽く(対瓦)耐候性に優れた「天然石付金属瓦」などの新しい屋根材が発売されています。

しかし、屋根づくりの工法は昔からほとんど変わりありません。

従来の板金屋根の問題点を克服するため、ルーフマン工法では2次防水「屋根材の裏に廻りこんだ水を軒先で排出すること」に目を向けました。

ルーフマン工法は、1次防水(例えば板金)だけでは水を防ぎきれないという考えのもと「2次防水、水路の確保・水の排出、通気層の確保(換気・断熱)」を考え誕生しました。

解説1ルーフマン工法

ルーフマン工法の特徴

  • ゴム縦桟(板金の場合)アンダーマット(天然石付瓦の場合)などを用い、屋根材と野地板の間に空間を設ける。
  • この空間が屋根の裏側に廻った水の水路となり、さらに換気・断熱効果を及ぼす。(結露防止)
  • アンダーマットなどが水の通り道をふさぐ場合は、通り道を確保するための工夫を施す。
  • 必要性に応じて軒先の水抜き処理を行う。(軒先通気スペーサー)

※2次防水:屋根素材(板金・瓦など)の内側に水を入らないようにするのが1次防水。瓦など屋根素材の裏側には水が廻るという考えのもと、野地板に防水シートを貼って防水を行う方法を2次防水といいます。
解説2ルーフマン工法

施工方法の比較

ルーフマン工法は北海道にマッチした屋根づくりです。

2次防水(ルーフィング材へのこだわり)

建築基準法では、アスファルトルーフィング22kg以上のものを下葺き材として使用することが定められています。

ルーフマン工法では、屋根材と下地に空間を設け水の排水路を確保、縦桟を一定間隔で挟むことで屋根材と下地の間に空間を設け、屋根材の裏側に廻った水を排出する経路を確保します。これと上記の2次防水により、水の建物内部への進入を防止します。

通気層による断熱効果

屋根材と下地の間に通気層を設けると断熱効果が向上し、小屋裏の結露防止やつらら防止に効果があるとされています。

この点についてもルーフマン工法は在来工法に比べて優位です。

ルーフマン工法の通気スペーサー
ルーフマン工法の応用例

加盟店方式による施工と保障体制

ルーフマン加盟店方式による安心の施工

本店研修施設ルーフマン工法の標準化・マニュアル化を行い、研修を修了した技術者に認定書を交付します。

受注窓口である株式会社Mr.ルーフマンが受注した工事は全て認定技術者のいる加盟店が行うことによって高い施工品質を維持します。

高い施工水準だからできる充実の保証

屋根業界では製品メーカーの行う製品保証はありましたが、施工まで踏み込んだ保証はありませんでした。
ハウスメーカーが独自に行う住宅全体の保険はありましたが、一部の新聞では雨水の浸入が保険対象事故の8割を占めるともいわれ、屋根施工に関しては施工業者が保証を行える状況ではありませんでした。このような中、加盟店方式で高い施工品質を維持するMr.ルーフマンでは、自社施工保証10年間、そして製品メーカーの製品保証も金属瓦30年間をはじめ、定尺板金・防水シートと充実した保証を行うことができます。
ルーフマン加盟店方式による全道エリア施工

ルーフマン加盟店リスト

新商品の開発

屋根素材《ディンプル》の開発

平成18年度、北海道職業能力開発大学校 田端教授(建築システム技術科)の指導のもと、「天然石付金属屋根材」の基礎研究を行い、石付屋根材の軒先部分の積雪が自然に溶ける性質をつきとめました。

この原理をほかの部材にも応用することを考え、ディンプル(鋼板を凸凹に加工したもの)の開発に着手しました。本事業で開発するディンプル素材は、凸凹のついた表面には雪が堆積しないという特性をもとに、雪を落としたいという需要に対応する屋根素材です。

北海道職業能力開発大学校と共同で、ディンプル屋根材の冷温室での基礎性能実験や凍結融解試験などの基礎研究・実験を継続して行います。
また、自社で建設する実験棟において赤外線サーモグラフィーを使用した屋根裏の温度変化の測定、屋根裏への水の浸入、排水状態などを検証する実証実験に入ります。平成20年度に特許を出願し、商品化に向けて研究を進めています。

北海道に安心と信頼の屋根を施工します

新連携イメージ
経済産業局 新連携『積雪寒冷地に対応したルーフマン工法の確立と普及』